郷土を愛する心を育てる 観光・まちづくり教育
観光立国の実現は、これからの日本を支えていくための国民的課題と言われています。2007年には観光立国推進基本法が施行され、翌2008年には観光庁が設置されました。
同時に、地域分権を進め、地域の人材を活性化させ、地域の資源を掘り起こし、生き生きとしたまちづくりを進めていくことも、今後の最重要課題となっています。これらの課題は、21世紀を担う子どもたちの教育を抜きにしては語れません。
全国の小中学校教師を会員に教育技術を研究しているTOSS(代表:向山洋一)では、10年にわたって「まちづくり教育」を推進してきました。

2008年からは「観光立国教育」も積極的に推進しています。すでに全国全ての市町村(1,810市町村)のテキスト作成を終え、各地で熱のこもった実践が展開されています。
観光・まちづくり教育は、単に「まちを調べる」だけの授業ではありません。
自分たちの住むまちの素晴らしさを知り、その知識をもとに様々な企画を立て、まちの人々と交流する授業。
自分たちのまちに誇りをもち、子どもたちがまちをデザインしていくような授業。
子どもたちが自ら観光資源を発掘し、創造し、その情報を発信していくような授業。
そのような多面的で立体的な教育を目指しています。
観光・まちづくり教育賞
2014年度受賞作品
総務大臣賞
井戸 砂織
(あいち子ども観光大使推進事務局)
(愛知県豊田市立東保見小学校)
「自分のまちが大好き!発信大好き!とよた子ども観光大使
~英語で発信!グローバル子ども観光大使を目指して~」

文部科学大臣賞
塩谷 直大
(北海道斜里町立川上小学校)
「写真文章俳句で世界遺産【知床】を発信しよう」

観光庁長官賞
川上 勇人
(福井県南越前町立南条小学校)
「ゆるキャラにアピールさせるぞ!福井県!!
~観光パンフレット作り~」

子ども観光・まちづくりPR映像大賞
2014年度受賞作品
総務大臣賞
澤村 直樹
(三重県松阪市立第二小学校)
「みんな来てな! 大好き松阪市!」

文部科学大臣賞
井戸 砂織
(愛知県豊田市立東保見小学校)
「英語で自分のまちや日本の良さを発信」

観光庁長官賞
村上 京子
(愛知県岩倉市立岩倉北小学校
「発見! わたしたちのまち 岩倉」

お問い合わせ先
観光・まちづくり教育
全国大会事務局
info@satoiku.jp